恋花

向日葵




「琉ーー実ぃーー!!」



あたしは今、琉実の家の前に立てます。


なぜかって??


もちろん。


勇大の応援に行くために、寝起きの悪ぅーーい親友を心配してやってきたのだ。




「はぁぁあい!!今行くよぉーー!!」




ゴンッ!!

ドダダダダダ・・・・。

ガンッ!!!




家の中からものすごい音が聞こえてきた。

どうせ、慌てん坊の琉実のことだから、柱にぶつかって、階段から落ちて、ドアに激突したのだろう。




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