社長令嬢のヒミツの恋






いつもクールな江坂くんが笑顔を見せてくれることが嬉しい。




他の女の子には冷たいのに、私には優しいって事がすごく嬉しくて。




うぬぼれ...?





「私って、酷いかな?」





だけど、嬉しいのはしょうがないもん。





お風呂に入ってからも、初めての事だったからか唇が気になってしまった。





ウキウキ気分のまま、ベッドに寝っ転がってゴロゴロしているといつの間にか私は眠りについていた。










私は、よく分かっていなかった。





お父様の本心を。





本当は、言いたい事があるのに、言えない事。





優しいお父様だけど、本当は考えがある事...。





これからの、こと。





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