失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
なのに、

「陽っち、陽汰と付き合ってんの?」

結局、

3時間目の休み時間、
亮平君が、ドストレートに聞いてきた(涙)



「あ、えっと……なんで?」



……なんでとかじゃないよね。
ごめん!!

でも、なんて言えばいいのか
全然わかんないんだって!!



そんなんで、
ものすごい小声になってしまった私に、



「ん?何?」そう言って、

私の席に近づく亮平君に、



「いや、あの……」

言い淀んでいれば、



「陽ー。」 って……またかい!!!


和泉が私の席の前の子が
いないのをいいことに座りだす。
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