失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「いや……?」

いいの?って、
亮平君の目が言ってる。

そりゃよくないです……。



でも、明らかに疑問の目で見るなっちゃん……。



うぅーーー!!!

困り果ててた私に、いきなり、



「夏木さん、バレー部なんだな?」

振り返れば、


「和泉君ー!うん、そーだよー?なんでー?」

「さっき、こいつらと昼食べたからさー。」



そう言って、和泉と、
そのバレー部らしき男子がなっちゃんと会話を始める。



特にその会話には、まざらない。

ただ、座って、
その前に座るなっちゃん達を眺めてた。
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