失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
こいつは使える?
とりあえず、
席に座って、

「あ、あの。よ、陽汰君/////」

キャラはそのまま話しかける。

「何?」

「……。」

さて、話しかけたものの、

何を伝えれば、いいんだ?

協力してなんて、
言うのはいやだし。

でも、使えるなら、使いたいし。

うーーん。


「だから、何?」

「あ、ごめんなさい。えっと、これからよろしくね。」

とりあえず無難に伝える。

そう言えば、

「は?さっき聞いたし?それ。」

……ごもっとも。

えーっとと思っていれば、
クラスの女子が、

「陽汰君〜♡」

「あー。前川に園田もまた同じクラスだね、よろしくな。」

そう言って、
嘘臭い笑顔で、女子と会話がはじまっていたので、

もう、いいやと思い、
そのまま席で、HRが始まるのを待った。
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