導きの月
今日の授業はずっと眠たかった…
おじいちゃん先生も眠そうだったよ〜
…6限終わりのチャイムがなった。
SHRが終わったら、ソッコーで帰る
もう終わるッ
「さようなら」
の合図で教室を飛び出す
下駄箱で靴を履き替え、急いで校門に止まる車目掛けて走ろうとした
ドンッ
急に視界に入った人に当たってしまう
『すみませんッ』
そう言い残して急いで車へ入る。
『ふぅー、遅れてごめんねー』
シートベルトをしめる。
「ああ、忘れもんないか?」
パパの言葉に少し考える
『うーん、ないッ』
「んじゃ、行くぞ」