雨の日は君と。~先輩の香り~
先輩との出会い

プロローグ



―――あの日。

ひどく電車が混んでる日だった


背の低い私は人の中に埋められて

息もできないほどだった


でも、誰かが救ってくれた

私を抱きかかえて人の波から守ってくれた

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