雨の日は君と。~先輩の香り~


「…ごめん、森崎さん。
 嫌な態度とって」


すると櫻井先輩はパっとそっぽを向いて言った

その顔は少し赤い気がする


「森崎さん…」

いきなり櫻井先輩は真剣な顔をした

  

「もう俺から離れないでね
 ずっと俺のにおい嗅いでていいから」



「ほんとですか!?
 におい嗅いでていいんですか?」

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