雨の日は君と。~先輩の香り~


李月君とは何も話さなくなった
廊下ですれ違っても目も合わない。


勉強は堀田に教えてもらって。


「はぁ…」

「ため息つくな、森崎」


勉強中にも李月君を思い出すから
ため息は止まらない

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