雨の日は君と。~先輩の香り~


そんなことを考えながら呆然と立っていると


「おい、李月!何ぼーっとしてんだよ。
 手分けして探すよ、

 ゆるふわちゃん他の男に狙われるよ?」


健のその声にハッと目が覚めた


…そんなことさせるか。

風和を他の男に渡すわけがない。
俺は相当独占欲が強いと思う


それから俺と健は二手に別れて
風和を探しはじめた

有村さんにはみんなの荷物を
見てもらうことにした

< 295 / 455 >

この作品をシェア

pagetop