雨の日は君と。~先輩の香り~

他の女に興味なんて湧かないから。



    ――― side Fuwa ―――


李月君を探す前に一旦テントに戻ろうと
柊木先輩と歩いていた


テントから数百メートル。

遠くからでもわかる


李月君はテントの横に座っていた


「柊木先輩!いってきます」

「うん、いってらっしゃい~」


私は走って李月君のもとへ行った

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