イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。
ご馳走を食べて
食後に焼いたクリスマスケーキを……。
相変わらず先生は、苺しか食べてくれないし
飼い猫の白雪と卯月は、
目を離した隙にケーキを食べてしまう。
「あっ……ちょっと。
卯月。白雪。
勝手にケーキを食べたらダメじゃない!!」
「んまぁ……」
口元から手までクリームだらけ。
上機嫌で食べていた。
まったく……。
呆れながらも楽しいクリスマスを過ごした。
そして最大イベントの最後は、
サンタさんからのプレゼントだ。
私と先生は、相談して1つのプレゼントにしたのだが
眠っている枕元にプレゼントを置く予定なのだが
卯月がまったく寝ようとしない。
困ったわ。
これだとプレゼントが置けないし
夜更かしになってしまう。
「卯月。そろそろねんねしようか?」
「やぁっ……ちゃんたしゃん」
どうやらサンタさんのことを覚えた卯月は、
起きて生のサンタさんに会いたいらしい。
「あのね……サンタさんは、
寝てくれない悪い子には、プレゼントなんて
くれないのよ?それでもいいの?」
私は、わざとらしく言ってみた。