二股続行中。





バレたら終わりだ、なんてスリリングに思いながら





あたしは今日も彼らを愛する。





彼らはもうすでに、自分の一部分なのかも。





都合のいいように解釈しながら律の髪に触れる。





ダメだと解りながら触れてくる凪の手を握り返す。





《俺だけを見ろよ》





律、見てるよ。





いつだって一番に考えてる。





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