作られた悪魔の子
ミアと再会
森に入りしばらく歩いていると・・・

「おかしいな・・・この辺りのはずなんだがな・・・」

「?この辺りにレイ様がいらっしゃるのですか?」

「うん。そうなんだけどね・・・」

「おーい!レイ!いんだろ!返事しろー!!」

秋斗が叫び出した。

「レーイ!!」

その時。

気の上から誰かが降りてきた。

「・・・ここで・・・なにをしているのですか」

「マリア!!」

「雪姫様・・・申し上げたはずです。私とは・・・」

「そんなの関係ない!!」

マリアが言い終わる前に雪が言った。

「私たちは確かに違う・・・でも今まで一緒に
過ごしてきた時間は確かなものでしょう?」

「・・・!」

「お願いします。姉様に会わせて下さい。
どうかお願いします。」

「・・・後悔しませんか。今の姫様は少し・・・」

「後悔なんてしない。どんな姉様でも私の
姉様には変わりないんだから!」

「・・・・・・分かりました。どうぞこちらです」

マリアについて行くと洞窟が見えてきた。

「この中です」

マリアは更に奥へと進む。

「・・・マリア」

「ただいま戻りました。レイ様」

「・・・なぜ雪姫たちがここにいる」

「追い返せなかったのです」

「だからって・・・」

「それに姫様に会いたいと仰っていましたし
姫様もそれを望んでいると思います」

「・・・はー・・・わかった」

洞窟の奥にはミアが眠っていた。

「・・・ミア・・・ミア・・・」

「・・・ん・・・レイ・・・?」

「雪姫たちが来ている。話せるか」

「ん・・・大丈夫」

「・・・こっち来い」

近づくとミアがいた。

「・・・姉様・・・」

「雪・・・ごめんね」

「どうして姉様が謝るんですか」

「ふふ・・・そうだね」

「・・・・・・」

昨日ぶりにあったミアは何だか身体が

弱っているように思えた
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