白いワンピース
みんなにファイトーーー!!とエールを送っているともう終盤に入ってきた。

もうここからは速い人同士の戦いだった。

けど私達のクラスは断トツに離れていたためみんな笑顔でバトンパスをして

いよいよアンカーの出番がきた。

1番おそいクラスにはもう一周差くらいついてて

私たちの次のクラスでも半周差はあった。

だから気を抜いたのだろうか。

アンカーを走っている井本圭人は
後ろを見ないで普通に走っている、

いや、普通あんなに離れていたら後ろなんて気にせずちゃちゃっと走っておわるかとみんな思うだろう。

だけどそうはいかなかった。

2位のクラスのアンカーがとてつもなくはやかったのだ。

2位のアンカーはあともう少しで井本圭人に追いつく。

井本圭人はあともう少しでゴール。

井本圭人は後ろにもう来てるだなんて思っていないから万歳の形をしてゴールに向かう。

私達は井本圭人の方がはやくゴールしますようにと願ったり
「後ろに来てるよ!!!」と叫んだりしていた。

そしてその時はやってきた。

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