テレビの向こうの君に愛を叫ぶ
「ねぇ、お願い!!ちょっとだけここで待ってて!」
私は辿り着いてしまった自室の扉の前で、両手を合わせた。
「なにー?見せられないものでもあるの?」
あぁ、だめだ。
火に油だった。
澪君のいたずらっ子魂を揺さぶっただけだった。
もういいや。
ありのままの私を…。
沈んだ気持ちでドアを開ける。
部屋に入って、澪君を振り向いた。
彼は入り口に立ち止まって、私の部屋を見回している。
私は、嫌われた…と肩を落とした。