無口なイケメンは突然に



暫くゴロゴロして過ごしていると母がパートから帰ってきたので、洗濯物を取り込んで畳み、夕食を母と一緒に作った。


母は私が就職してからは、こうして一緒にキッチンに立つ事が少くなったから隣で話しながら料理を作るのが嬉しいみたいだ。


そう言って貰えると嬉しいし、働きだして仕事が終わると店長と一緒に居たりして帰りが遅くなったりしてたもんね。


夕食を作り終え、父が帰ってくると三人で夕食を食べた。


「あっ、明日はコンビニにバイトの面接に行ってくるね?」


「そうか、もう少しくらいゆっくりしなくて良かったのか?」


「うん、初めは一週間はゆっくりしてそれから仕事を探すつもりでいたんだけど、家事が終わればすることなくてゴロゴロしてしまうし、何かしてなきゃ勿体無いし」


「そうだな、明日は頑張れよ」


「うん」


最初は失業保険でも貰いながらゆっくり探す事も考えたけど、私にはゆっくりするのは無理みたいだ。


今日は久しぶりにお酒を飲み、お風呂に入るとお酒を飲んだ事もあり、上がるとそのままベッドに横になり眠りに就いた。




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