初恋が実りました。
告白されました。
千里side



千「と、とりあえず‼︎A組行こ?」



嘘ついてしまった…。


罪悪感が半端ない…。



綾「そだねー!時間ないしー」



よし!


上手くこの話題から抜け出せた‼︎



綾「あっ‼︎後で彼氏紹介してね?」



そうウインクしてそそくさと去っていった。



千「はぁぁぁ…。もぉ…待ってよぉ‼︎」



結局、本当に時間が間に合わなくなって教室まで猛ダッシュ。



綾「遅いよ〜千里〜」



何事も無かったかのように平然と自分の席に座っている綾乃。



千「ご、ごめん…」



謝ってから自分の席を確認し座った。


片桐の”か”で後ろかな。と思ったけど


A組には予想以上に”あ”行の人が多くて


まさかの3列目の1番前…。


女 男 女 男 女 男 とこんな感じ。
↑にあたります。


と言うわけで先生の前…。


綾乃の方を見てみると



綾「”ど” ”ん” ”ま” ”い”」



と口パクで言って笑っていた。


綾乃はというと高杉で”た”で、運良く1番後ろの席。



千「”う” ”る” ”さ” ”い”」



精一杯の嫌味を込めて言ってやった。
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