lie love




「ねぇ、今日転校生がくるんだって」



「てんこうせー? うそ!まじ!」




あたしは興味津々に尋ねる





「まああれよね、ここは小説みたいに背が高くてイケメンでいかにも王子様!って感じの転校生がきたらいいのにね。」






そんな転校生くるわけがないじゃんと冗談交じりに話していた。








どうせそんなウチの学校には人来ないよ。






んー、でもどんな人だったらいいかな







背は高いほうがいいでしょー…






それでそれで顔はイケメンで…






髪は銀髪とかね!ないない!



明らかニヤニヤしながら妄想をしていたであろう。

< 3 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop