たとえ届かなくても、君がずっと大好き。



「 笑平~~!時間よ~!! 」



玄関からお母さんの声が聞こえる。


「 うん!いまいく!! 」


部屋に居る僕は、
精一杯の大きな声で返事をし、
空を見上げた。

いつも以上に青々と澄んだ綺麗な空。



――きみに会えるからかな?


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