永遠の花
少女はゆっくりと
この世にないと思うほどきれいな大地に足を付けた。
そして4人一斉に手をかざした。
少女は「眠るがよい…。」
と、唱えた。
4人はふっと意識を手放した。
少女は一人の女の子のそばにかがんだ。
「そなたは、分からんな…。
力が強すぎる。
そなたには少し強い加護が必要か…。
ただ、その時までは私の加護
が受けられるであろう…。」
少女はそうつぶやくと
一人の女の子の頬に口付けをした。