お前は必ず、俺を好きになる。
フッと渚が笑った。



「あー、ごめんなさいねぇ、足が短くて!!」



「へぇ、一応自覚はあったんだ」




鼻で笑われたからむかついてそう言い返してやった。



「ほんっとにむかつく!!なんであんたなんかが……クシュンッ!」




あれ、寒くなってきた?さっきまですごい暑かったのに。ってか夏なのに。




「バーカ、お前は薄着しすぎなんだよ」




渚が私に向かって何かを投げたのと同時に、視界が真っ黒になった。
< 168 / 295 >

この作品をシェア

pagetop