DVな彼とあたしの恋
二人でベッドに横たわった。



友喜は落ち着いた。



でも何もしゃべらない。



急に起き上がると、あたしの足元に座った。



部屋着のズボンをめくって、膝のアザを触る。



触られるのはそんなに痛くなかった。



「ごめんね。」



そういうと、友喜は膝を舐めだした。



何度も何度も舐めた。



友喜にその気がなくても、あたしはやばかった。



感じてしまう。膝が、こんなに敏感なんて。



「友喜やめて、もおいいから。」



そお言ってもやめない。



何度も何度も舐める。



「友喜!」



あたしは体を起こして、そのまま友喜に覆いかぶさった。



膝がじんじんする。



キスをした。何度も何度も。



友喜はあたしを下にしてくれて、そのまま、優しく、優しいセックスをした。



あたしは、今日の事なんてどおでもいいと思った。
< 50 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop