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そんなことを思い出しながら教室に着くと、教室に知っている奴がもう一人いた。


そして、私の席は意外と当たりで、知っている人と席が近かった。


そして席についた私は、斜め前の席の白洲裕翔(しらす ゆうと)に声をかける。


「裕翔、よろしく。わかる?」


「よろしく。」


その後、会話は続き、隣の人とも仲良くなったった。


Mな春日部 幸也(かすかべ こうや)を裕翔と一緒にイジりまくる。


すごく楽しくて、いつの間にか笑顔になっていたらしい。


「お前、Sなんだね~」


と、裕翔にいわれた。


裕翔とは違う小学校出身だけど、地区でやっているバスケットボールのチームが一緒だったから、すぐに仲良くなれた。


「裕翔は、中学でもバスケ部?」


「うん」


「だよね!良かった」


同じチームだった男子の半分はバスケをやめる。


だから、同じクラスになった裕翔がバスケをやめないことにほっとした。


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