た い よ う
「ステージ予算は落とせないから、飲食系を減らすしかないな。」
「うん。」
会話はそれだけだった。
すぐ教室に着き、今さっきまでの気まずい雰囲気は何処かへ飛んでいった。
「どーだった?」
長谷川が聞いてくる。
如月はそれに答えた。
「これ以上落とさずに済みそう。その代わり飲食系を減らさないと。」
「そうか。」
「そういえば、壮は作曲出来た?」
如月は、ふぅ、とため息をつきながら椅子に座る。
あたしもそれにつられて椅子に座った。
「…まだまだだよ。」
「へぇ。壮にしては珍しいね。」
如月は吃驚した、というような大袈裟な顔をして言った。
「俺も色々忙しいんだって。」
「…へー。ま、頑張って。」
< 61 / 61 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

と う め い

総文字数/17

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「触れたいのに 透明で、触れられない――…」 大好きだった人を失った 14歳・高宮瀬那が ある日出会ったのは――!? 命について触れた 短編小説です。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop