君と私の恋愛経験値
あわあわとしている私とは正反対に、落ち着いた笑顔で田村くんが続ける。
「さっきの言葉、胸に響いたよ。
雪染くんのおかげで、このクラスがちゃんとまとまったと思うし、俺も学級委員やる気になれた。ありがとう。」
た、田村くん…
な、なんていい人なの!!!???!?
当たり前のようにさらっと感謝の言葉を爽やかに言っている!!!
貝斗の言葉だけじゃなくて、田村くんのその言葉にも私はうるっときたよ!!!
なんだか、あんなに人が集まっていたのもわかるなぁ。
田村くんには、人の心を暖かくする魅力があるんだな…
「…別に、当たり前のことしただけ。
俺、帰るわ」
「ああ、帰るんだ?部活見学はいいの?」
「部活なんて、だるいし、入んないからな」
「そうなんだ、じゃあまた明日」
「…ああ。
おい、二葉。あとで俺ん家、来い。」
「え、ええええ!?」
ニコリともせず最後に爆弾発言を落として帰っていく、貝斗。
ば、馬鹿!!!!
なんかよからぬ勘違いを田村くんなされちゃうかもしれないじゃん!
「さっきの言葉、胸に響いたよ。
雪染くんのおかげで、このクラスがちゃんとまとまったと思うし、俺も学級委員やる気になれた。ありがとう。」
た、田村くん…
な、なんていい人なの!!!???!?
当たり前のようにさらっと感謝の言葉を爽やかに言っている!!!
貝斗の言葉だけじゃなくて、田村くんのその言葉にも私はうるっときたよ!!!
なんだか、あんなに人が集まっていたのもわかるなぁ。
田村くんには、人の心を暖かくする魅力があるんだな…
「…別に、当たり前のことしただけ。
俺、帰るわ」
「ああ、帰るんだ?部活見学はいいの?」
「部活なんて、だるいし、入んないからな」
「そうなんだ、じゃあまた明日」
「…ああ。
おい、二葉。あとで俺ん家、来い。」
「え、ええええ!?」
ニコリともせず最後に爆弾発言を落として帰っていく、貝斗。
ば、馬鹿!!!!
なんかよからぬ勘違いを田村くんなされちゃうかもしれないじゃん!