恋愛の扉
始まり〜終わり
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ビオラ/著

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雨の中、僕は君に出逢った まだ夜が明ける前の静かな公園 何処か不思議な雰囲気を持っていた君 ただ雨に打たれ、びしょ濡れで立っていた 僕はあまりにも綺麗な君に見惚れた ふいに僕を見た君は 僕に微笑みかけてきた しかし僕は君を見れない 君はあまりにも綺麗な瞳で真っ直ぐ僕を見つめる 僕は君から目を反らした もう一度 君を見ると、そこにはもう君はいない… あの日、君と逢ってから 僕の頭の中から君が離れない 名前も何も知らず、何故雨の中傘もささずにいたのか… 僕は君にもう一度逢いたい けれどやはり君を見つける事は不可能だった… 確かにあの時、君に出逢ったのは夢じゃない もう一度、君に逢えるのか逢えないのか、それは運命で もし、君に逢えたなら君を抱き締めて離さない… そう思うことに決めた

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