キミの隣、笑顔のあなた





「っはー、っはー。
 悪い、走ってきたから。ちょっと息が...

 んで、なんだ?数学で聞きたいことがあるんだろ?
 立ってないで、座るぞ。」

うちを目の前の席に座らせようとした手をうちはとっさに掴んだ。



—————パシッ

「・・・えっ?」

「あ、あ、あの...、えっと、その。」



ドクドクドクドクドクドク———————


「・・・なんだ?」

はーーーーーーーーっ、ふーーーーーーー。



言え!言うんだ!茉胡!





「うち・・・・・」





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