キミの隣、笑顔のあなた
1st story  片想い





「おはよーー!!」

————バシッ

「痛っ!?あ、茉胡、おはよう。」

桜はほとんど散り、5月に入った。

家と学校の途中にある、緑の葉が増え始めた通学路を歩いている途中。

朝早くて、まだ私の目が覚めきっていないのをわかっていながら叩いてきたこの子は、

枩谷茉胡(まつたにまこ)。

さっきの「おはよーー!!」でわかる通り、いつも笑顔で明るくて元気で、クラスでも人気者。

そんな茉胡とは中学からの親友。

「え?なにその塩対応。
 ま、そんな茉依がうちは好きよっ。」

「・・・うん。ありがとう。」

複雑な気持ちのままニコッと笑う。



・・・ちゃんと笑えてるかな?

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