キミの隣、笑顔のあなた



「あ、えっとすみません。」

「いや、俺こそわるい。
 枩谷からどうぞ。」

「えっ・・・。」

いや、でも、ここで先に言ってしまったほうがいいのでは?!

いつまでもこのドキドキに支配されたままだと生きた心地がしない・・・!

「あ、じゃあ、うちから・・・。

 えっと、あの。

 ——————好きです!!」

「・・・っは」

「あ、えと、あの。
 前言ったのもつい最近だし、こんなすぐに言うつもりなかったんですけど・・・。」

「・・・・・」

「文化祭の後夜祭の日...。最後の花火で、目が、合ったから。
 伝えても、いいのかなって。」

神様が、許してくれたのかな、って。

「いや、えっと、その自分勝手ですみませ

「いや!あの、さ。えっと・・・」

謝ろうとしたけど、先生がうちの言葉を遮ったから、思わず言葉を止めてしまった。

「あの、いや、なんていうか・・・。
 —————俺も!!俺も、好きなんだ。枩谷のことが。」

「・・・ですよ、ええええ?!」

————―っ?!

「今、なんて、言いました?」


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