友達以上、恋人未満
「幼なじみの…安達隼人
ってヤツなんだけどね。」
「安達隼人…なんか聞いた
ことあんな………あ!!
クラスの女子達が噂してた
ヤツじゃんよー」
―……噂?
「噂って…なんの?」
「かっこいー!!!って。」
………うそ……
違うクラスの女の子からも
そんなこと言われてんの?
「…なんだよ、ショック
受けてるわけ?」
「べっべつに…!!」
「その隼人ってヤツが…
好きなのか…?」
冷たい風がビュウッと
体を通り抜けた―…
大地の目があまりにも
真剣だったから、目を
そらせなかった―…