ケダモノ、148円ナリ
「まあ、兄妹だと、多少問題はあるかもしれないが」
「多少じゃないだろ」
「俺なら、明日実が妹でもひるまない」
「いや……、ひるめ」
お前おかしいぞ、と今、自分が、最もおかしい、と思っている男に言われてしまう。
「なんでだ。
法律なんて、昔の人間が勝手に作ったものだ。
俺は明日実が好きだ。
明日実も俺が好きだろう。
これ以外に真実はない」
と言い切ると、
「お前にモラルってものはないのか」
と言ったあとで、……恐ろしい男だ、と呟いていた。
だが、明日実が居たら、違うところに引っかかっていただろうな、と思ってしまう。
『誰が貴方を好きって言いましたかーっ』
そう言って、飛び跳ねていたに違いない。
リアルに想像できるその姿に、ちょっと笑ってしまった。
「多少じゃないだろ」
「俺なら、明日実が妹でもひるまない」
「いや……、ひるめ」
お前おかしいぞ、と今、自分が、最もおかしい、と思っている男に言われてしまう。
「なんでだ。
法律なんて、昔の人間が勝手に作ったものだ。
俺は明日実が好きだ。
明日実も俺が好きだろう。
これ以外に真実はない」
と言い切ると、
「お前にモラルってものはないのか」
と言ったあとで、……恐ろしい男だ、と呟いていた。
だが、明日実が居たら、違うところに引っかかっていただろうな、と思ってしまう。
『誰が貴方を好きって言いましたかーっ』
そう言って、飛び跳ねていたに違いない。
リアルに想像できるその姿に、ちょっと笑ってしまった。