ケダモノ、148円ナリ
「ほら見ろ」
とこちらの考えを読んだように、明日実の手を押さえつけたまま、貴継は笑う。
「お前は誰かを好きになるのが怖いから、兄の顕人を好きだと思い込もうとしていただけだ」
「そ、そんなこと……」
「俺という王子が来た今、偽の王子はいらないだろ?」
と言いながら、明日実の頬に口づけてくる。
誰が王子だーっ。
っていうか、勝手にボタン外さないでっ。
「こんな手馴れてる人は嫌ですっ」
「俺が手馴れてなかったら、まったく手馴れてないお前とじゃ、なんにも話が進まないだろうがっ」
た、確かに……とちょっと思ってしまった。
「明日実」
とやさしく見つめてきながら、左手はもう明日実の服を脱がそうとしている。
「やっ、やっぱり嫌ですーっ」
「わかったっ」
と起き上がった貴継はいきなり、おのれのネクタイを外し、明日実の目に巻いて縛ろうとする。
「じゃあもう、目隠しして、俺をおにいさまだとでも思ってろっ」
とこちらの考えを読んだように、明日実の手を押さえつけたまま、貴継は笑う。
「お前は誰かを好きになるのが怖いから、兄の顕人を好きだと思い込もうとしていただけだ」
「そ、そんなこと……」
「俺という王子が来た今、偽の王子はいらないだろ?」
と言いながら、明日実の頬に口づけてくる。
誰が王子だーっ。
っていうか、勝手にボタン外さないでっ。
「こんな手馴れてる人は嫌ですっ」
「俺が手馴れてなかったら、まったく手馴れてないお前とじゃ、なんにも話が進まないだろうがっ」
た、確かに……とちょっと思ってしまった。
「明日実」
とやさしく見つめてきながら、左手はもう明日実の服を脱がそうとしている。
「やっ、やっぱり嫌ですーっ」
「わかったっ」
と起き上がった貴継はいきなり、おのれのネクタイを外し、明日実の目に巻いて縛ろうとする。
「じゃあもう、目隠しして、俺をおにいさまだとでも思ってろっ」