恋して愛して

過去へ

【優衣 side】


もう春休みになった。

だけどまだ恭介君と話せてない。

話す勇気が出ない。

《そんなこと言ってたら、いつまでも実らない恋だよ!?》

「わかってるけど…」

バイト前の花恋と電話中。

話せていない現実を、どうしたらいいか相談してた。

《それに、大翔さんにも悪いよ?》

「そうだよね。」

《あぁ、なんなら今電話してみたら?》

突然の発案で、返事ができない。

今!?

《ま、思い切ってやることだね。じゃバイトなんで!いい報告待ってる〜》

プツッ

切られた。


今…いま?

そうだ。思い切ってやるしかない。

私は恭介君に電話を電話をかけた。


《もしもし》

意外と早く出て、焦った。

「あ、えっと…」

何話そう。ていうか、なに話したかったんだろ、私。
< 129 / 304 >

この作品をシェア

pagetop