恋して愛して


「花恋は、どう思う?なにかアドバイスを。」

「藤崎は、食べること意外と好きだからね〜

ま、知ってると思うけどね」

「なるほど」


食べることが好きなら、やっぱり手作り系?

んー。


次に相談したのは、遥。

「お、ついにそこまで来たか。」

なんて冷やかしてくる遥。

「サプライズなんかもいいよなー」

そう提案してきたのは、大翔君。

「聞いてたの!?」

「俺がされて嬉しいのは、サプライズだって話。

あ、遥さんはどうっすか?何が嬉しい?」

「キス」

「はぁ?いくら遥さんでも、冗談キツいわ」

大翔君は身を引いて、遥に訴えた。

その光景がすごく面白かった。


「うるせーよ。冗談だわ。

とにかく、相手が気持ち込めてくれてるって感じるやつなら、なんでも嬉しいよ。」


いろんな人に相談してみて、結局悩むのは自分。
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