恋して愛して

幼馴染


恭介君と彼氏と彼女の関係になれて嬉しい。

けど、私にはまだ気になってることが…


遥のこと。



一昨日にあった時の。あれは嘘だった。

なんだったのか、それが気になってた。



今電話したいけど…あっちから言ってこないってことは話したくない。

話したくないことを無理矢理聞きたくないし。


やっぱり待つしかないよね。



そう思って、家で1人携帯を眺めてた。


突然インターホンの音がして、びっくりした。

肩が跳ね上がるほど。


私、いつの間にこんなにビビリ屋になったんだろう。

前は音だけじゃびっくりなんてしなかったのに。


除き穴から見ると、そこには遥の姿か映ってた。

「遥!」

すぐにドアを開けて、中へ招き入れる。
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