勿忘草―ワスレナグサ―
トモダチニナッテ

―教室―

山吹「で、虹太は見事にフラれてもたと。」


ゴツンッ


山吹「いったぁぁー!何するんや夏希!」


橘 「光ってほんっとにデリカシーないよね」


蓮田「夏希いいんだ、本当のことだから。」


橘 「虹太・・・」


山吹「ほんでお前はどうするんや?」


蓮田「どうするって?」


山吹「このまま白藤さんほっといてええんか?」


放っておけるはずがなかった。


あのときの白藤さんの涙が頭から離れないのだ。


蓮田「・・・もう少し頑張ってみるよ」


山吹「よっしゃ、それでこそ虹太やで!」


橘 「私も協力するから!」


蓮田「ありがとうな、2人とも」



そしておれたちは
「白藤さん仲良し作戦」を開始した。


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