最後の100日~君に幸あれ~

「んん…あれ?何で二人…?」

奥村さんが目を覚まし、俺と拓磨を交互に見る。

「奥村さんこんなとこで寝てたら風邪引くよ。」

「あ、ごめんね。
二階堂君のだよね。これ、ありがとう」

この話はまた今度にするか。
そう心の中でつぶやき自分のブレザーを奥村さんの肩へ掛けた。
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