キミが好きなのは俺
「…うん、美味しい。」
「ほ、本当!?良かったぁ。」
その言葉を聞き、安心して思わず笑みがこぼれる。
その後も、優くんはゆっくりだけど、黙々と食べ進めてくれて、結局作った分を完食してくれた。
「ごうちそうさまでした。」
手を合わせてそう言った優くんは、食べ終わって空になった食器を持って立ち上がる。
「え!?いいよ、私が運ぶよ。」
「自分で使った食器くらい、自分で片づけるよ。」
「だめ!優くんはまだ病人なんだから、ちゃんとベッドで休んでて。」
私は、優くんが持つ食器を、半ば強引に取り上げると、それを一旦机の上に置いて、優くんをベッドの方へと促す。
そんな私の気迫に圧倒されたのか、優くんも素直に従ってくれて
少し困ったような表情をしつつも、ベッドの中に入ってくれた。