不良くんに愛されて
楓翔のせいで余計に無駄な時間過ごしたよ


香奈へのプレゼントを抱えて、家までの近道を走る。


街灯は少なく、人通りもないからすごく静かだ。


途中、塀の近くにいる男3人を見つけた。


…鬼車の人たちだ。


じろじろ見られてる気もするけど、無視して通り過ぎようとした。


そのとき、またもや腕を掴まれた。


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