極上な御曹司にとろ甘に愛されています
申し訳なさそうに返事をすると、高橋さんは「わかったなら宜しい」と先生みたいな口調で言って私の手を引いた。

「さあて、行こうか。俺もお腹すきすぎてお腹鳴りそう」

高橋さんらしくない発言が可愛く思えて、思わずクスッと吹き出してしまった私。

遠い存在だった彼を初めて身近に感じた。

「私は聞いてみたいです。高橋さんがお腹鳴るの」

笑いながら言う私の台詞に、高橋さんが微かに目を見開く。

「……そんな要望初めて聞いたよ。やっぱり相田さんって面白いね」

「私のお腹の音聞かれたんですから、そりゃあ聞いてみたいですよ。フェアじゃないじゃないですか」

私が拗ねた顔で言うと、高橋さんは私に顔を近づけニヤリと笑った。

「そんなに聞きたいなら、ずっと俺にくっついてないとね」

「……それ、無理ですから」
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