お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
私はある夜、先生からプレゼントされたネイビーの下着姿であのタワーマンションの部屋、月明かりに照らされて、鈍い光を放ち、横たわる。

やがて月の光は、私の体の上で一本の筋となり、それはあたかも大蛇のようにも見えた。

「月の光が君を愛撫しているようだ」先生はそう言い、負けじと一筋の月の光が描かれた私の体の上に唇を這わす。

「くすぐったい」そう言う私に子供だと笑って、フロントホックのブラに施された赤くて長いリボンに手をやった。

「やっぱり似合うね。プレゼントしてよかった」

前のホックが外され、赤くて長いリボンがほどけると、中から貧乳が現れてしまう。

「君へのプレゼントはこの下着だけど、僕へのプレゼントは、この下着に包まれた君なんだよ。下着も含めて全部ね」

この夜ばかりは自分の体を忘れて、月夜が照らすように体を先生に預けて、先生に堕ちていった。
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