COLORS~Blue~
6.寝ても覚めても
あれから1週間が過ぎて。
月から土まで毎日、忽那に稽古をつけ。

俺はすっかり、忽那の家に通い慣れていた。


「っつーか。お前らつき合ってんの!?」


クラスどころか、学校の奴らに誤解される程度には…。

プラス。


「教えてもらって、そのまま帰すなんて失礼すぎる!」


…と。
忽那の母親が、


「夕食の用意するから、一緒にって」


俺を気遣ってくれて。

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