なんでも夜




「貴方は、人?」


「違う…私は九尾…人の血は余り流れてない」


「そうなの?お父さんとかお母さんとか?」


「知らない…」



両親のことなんて知らない
知ろうともしなかった
もう亡くなった人間なんだ…
すがってはいけない…私は1人なんだから…



「…何か協力できることがあったら言って?
何かできるかもしれないから」


「あ…うん」



鈴谷幸…私の記憶にはそんな人はいないのに
どうしてこんなに…懐かしく思っているのか…



「つっ、」



そういえば、腕痛かったんだ
倒れたときにぶつけたのかな?




 
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