colorfulどろっぷ






ある日、彼は言った。


「君のことが好きだった。」



胸が高鳴った。
いつかは来ると思っていた。

ドキドキした。






勘違いだった。






「でも、それは過去の話

彼女が出来たんだ」




「そうなんだ!」


何でもないように振舞った。







私はその夜、
枕を抱きしめ1人泣いていた。








ああ、私は、

君のことが好きだったんだ。




< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop