【短編】嫌いな人



僕はあの時から君が嫌いだ。

それはそれは大っ嫌いだ。



なれた足取りで病院の前まで来る。


そしてしばらく物思いにふけるとすぐにまた歩き出す。


小さな墓地について君のもとへ行く。




1年ぶりだね。


僕はまだ君のことは嫌いだよ。



そういった途端に雨が降り出した。




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