夜の甘やかな野望


「え?
 あ、そうなの?」

「はい?」


宗忠は瞬きをしてから、強く倫子の首筋に吸い付いた。


「あっ、そこは見えるのでダメって」


倫子の言葉を無視して、宗忠はそのまま吸う。


そして倫子の肌に赤く跡を、いくつも残し続けていた。
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