1/100でも、じゅうぶん甘いね。
雷が怖くて、ベッドの上で丸くなり、頭から布団をかぶっていた私は、頭だけを布団から出してスマホを手に取る。
メッセージアプリを開いて、唯くんのアイコンを表示させた。
……声を聞くだけだから。
何回かコールしてみて、出なかったらやめよう。
唯くんとは毎日のように学校で会うから、電話はたまにしかしない。
だから、ちょっと緊張するなぁ。
えいっ、と勇気をだして、通話のアイコンをタップした。