脱・ヘタレ彼氏!
*Chapter.4*
私は好きです。-花side-
理央と元通りになることができた。
もう本当にダメかと思った自分が恥ずかしい。
理央はちゃんと私のこと考えてくれていたのに。
ほんと、どんどん好きにさせられる。
電車に揺られること数分。
「花!」
乗ってすぐに私の元へ来る理央。
朝からその笑顔に癒される。
「おはよう」
「おはよう。
今日はいて良かった!」
その言葉を聞いて、申し訳なくなる。