なんで今更こんな事?ー幼なじみと始まるグレーな関係ー
ーなかったからそのまましちゃったー


ーそのまましちゃったー


そのまま……



「はい!!???」


ものすごくびっくりして、
大声をだした私に、






「……繭うるさい……」




「いやいや、康平?あんた何言ってんの?寝ぼけすぎ。」




そう言って相変わらず起き上がらない康平に思わず持ってたビニール袋を投げつける。



「痛て。はぁー。……投げんなよ。」

そう言って
だるそうに身体を起こした康平。


「あ?起きた?おはよー。」


「ん。はよ。」



そう言ってそのまま私を素通りして冷蔵庫に向かう。

そして麦茶と
コップ2個を持って、

また部屋に戻ってきた。
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